はじめに
ごきげんよう皆の衆。
APPDATE医療班第702番隊、隊長の麴屋伝衛門である。
今日は皆にAPPDATE秘伝のキズぐすりのレシピを教える。
なぜ今これを皆に伝えようと思ったか、それは、
最近ヒスイ地方の「くらふと」なる文化がポケモントレーナーの中に急速に浸透し、
医療知識を持たぬ者の自作した粗悪なるキズぐすりの濫用が問題視されているからである。
APPDATE秘伝の薬の歴史
さて、まずはキズぐすりの歴史についておさらいをする。
5万年前より伝わるAPPDATE秘伝の薬であるからして、歴史について学ぶのも重要だ。
もともと、薬というのは動物の皮や植物などを乾燥させ、有効成分を抽出したものである。
人類史上においては、最も古い薬の記録は紀元前1550年頃の「エーベルス・パピルス」にあるとされるが、当然5万年前からポケモンを使役し戦わせてきたAPPDATE文明において、傷ついたポケモンを回復させる手段を持っていなかったとは考えづらいとされている。
実際、古代APPDATE文明の壁画に描かれたおでんのような物体、これは最新の学説ではオブラートに包んだ散剤・丸剤・錠剤の3種類の薬を表していると言われている。
もう一つ、この時代から薬が存在していたことを裏付ける存在がある。
それがこのポケモン、メガニウム(イルミナポケモン)である。
メガニウムは、「花びらから 発散される においには 争う 気持ちを 静める 成分が 含まれる。」「吐き出す 息には 枯れた 草花を よみがえらせる 不思議な 力が 秘められている。」と図鑑説明に書かれているポケモンであり、その成分には鎮静作用や回復作用があることがうかがえる。
更に、この特殊なメガニウムは、レンティル地方に隕石が飛来する2万年前より以前から、地球上に存在していたことが最近の研究によって明らかになっているのだ。
つまり、古代APPDATE人たちがこのメガニウムから花の一部を拝借し、そこから薬を得ていたとしても何らの不思議はない。
このような神々しき来歴を持つ秘伝の薬であるからこそ、素人の作る軟弱なキズぐすりとは違う、良い効果が得られることは明白であるといえよう。
秘伝のレシピ
ではいよいよ、APPDATE秘伝の薬のレシピを皆に伝える。
刮目せよ。
・茶碗に盛った温かいご飯150gに、醤油7㏄をかけ、混ぜる
・溶き卵1個分をその上に乗せ、ざっくり混ぜる
・刻みのりを適量かける
以上だ。
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