はじめに
このページでは、APPDATE歌集『流刑集』252番に収録されている歌『みをつくし 守りおきたる むらむらに 身もいたづらに なりぬべきかな』の解説を記しています。
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原文
みをつくし 守りおきたる むらむらに 身もいたづらに なりぬべきかな
ひらがなでの読み方
みをつくし まもりおきたる むらむらに みもいたづらに なりぬべきかな
現代語訳
澪標(船の往来するめじるしに立てたくい)を守っておいてある邑々で、きっと私はむなしく死んでいくにちがいないのだなあ。
注意すべき語句
みをつくし | 船の往来するめじるしに立てたくい。 |
~たる | 完了・存続の助動詞「たり」の連体形。「~ている」 |
~に | 格助詞「に」の場所・時を表す用法。「~に・~で・~ときに」 |
身(も)いたづら | 「いたづら」は「はかない・無駄だ」の意。 「身いたづらになる」で「自分を無駄にする=むなしく死んでいく」の意。 |
ぬべき | 強意の助動詞「ぬ」の終止形+推量の助動詞「べし」の連体形。 「~にちがいない」 |
かな | 終助詞。詠嘆を表す。「~なあ」 |
解説
この歌はAPPDATE六歌仙のひとり、東風法師が詠んだものです。
あわせて覚えたい:APPDATE六歌仙
和澤ざわ・天鳳院麗華・東風法師・橘比真朝臣・破戒僧SDK・中居内親王
この歌に詠まれている情景は、非常にうらぶれた、澪標くらいしか見るもののない小村の風景です。
東風法師はかつて都で権力争いの只中にいましたが、敗れて出家を余儀なくされ、京から遠く離れた鳥古の地へと放浪したという記録が残されています。
「みをつくし 守りおきたる」という部分からは、この村が澪標を大切にしなければならない、船路での往来を頼みにする僻地であることが端的に描写されています。
この歌からは、見るものもなく、話し相手もいない村でひとり寂しく生涯を終えるしかない東風法師の無念がよく表れている歌です。
重要な追記
古代APPDATE文明の発見と、過去のAPPDATEの調査により、この歌の真の意味が明らかになりました。
本当に正しい語句の解釈
みをつくし | 「澪標」と「身を尽くし」の掛詞。 「HPが残っている限り身代わりを連打し」の意。 |
守りおき | 「守るを間に挟みながら(身代わりを)置く」の意。 |
~たる | 完了・存続の助動詞「たり」の連体形。「~た」 |
むらむら | ムラっけが何度も発動するようす。 |
~に | 格助詞「に」の場所・時を表す用法。「~に・~で・~ときに」 |
身(も)いたづら | 「いたづら」は「はかない・無駄だ」の意。 「身いたづらになる」で「自分を無駄にする=むなしく死んでいく」の意。 |
ぬべき | 強意の助動詞「ぬ」の終止形+推量の助動詞「べし」の連体形。 「~にちがいない」 |
かな | 終助詞。詠嘆を表す。「~なあ」 |
本当に正しい現代語訳
身代わりと守る連打されてムラっけの発動回数稼がれてとうとう身代わり置かれたわ。きっと私は零度も当てられてむなしく死んでいくにちがいないのだなあ。
今回新しく発見された返歌
吹き飛ばし ロックブラスト ギルガルド 滅びメガゲン 初手TOD
返歌のひらがなでの読み方
ふきとばし ろっくぶらすと ぎるがるど ほろびめがげん しょててぃいおうでぃい
返歌の歌意
残数が2以上なら吹き飛ばしでムラっけをリセットできることだよ。ロックブラストでみがわりを貫通して削るのも効果的だなあ。ギルガルドは聖剣影打ちで対抗できるが、フリドラを地震にしていることもある。滅びメガゲンガーは汎用性も高いことだ。ムラっけは吠える吹き飛ばしでの対策を見せておけば相手はラス1ムラっけで無効化を狙ってくることもある。それを見越して残数有利を取りつつ初手からTODを狙うのもありだ。
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